皇紀2678年 初頭に神社と祭事を考える

ユキボー

2018年01月05日 11:21

豊葦原葦瑞穂国に生まれ米と味噌汁で育った日本人


皇祖神・天照大御神初め、八百萬神達に守られ、日々安泰な生活を営んでいる

そして、1年に1度 神様をお迎えして 五穀豊穣を祈念する祭典が執り行われる



静岡県の西部地区では、祭典時に屋台や山車が繰り出す地域が多い

ただ賑やかしで出るのではなく、屋台や山車には 氏神様 が降臨し御乗りになられる

御幣やしめ縄が施されるのは その為である

≪屋台曳き廻し≫を単なる催し(イベント) と勘違いしている節が有るが、本来は曳き廻しながら氏神様に地域を清めて頂く 神事 である
したがって、屋台や山車はそれぞれの地域に合わせて作製される。道路幅や電線等の高さを考慮して作製する為、やたらと大きかったり高すぎたりすれば、地域全体を曳き廻すことが出来ない

誤解を恐れず申し上げますが・・・・・真に残念な傾向とは
神輿渡御の行列に無関係なイベントが追従したり、神社境内で舶来物の楽器が鳴らされたり、本来の神事が疎かになりイベントが主役になったり・・・・・



猿田彦大神様はブラスバンドを道案内しているのでは無く、地域の祭神とそれに続く祭人を案内しているのである。又、神社境内は神聖な空間である為、清められた人・道具類(屋台も含む・)祭事用具しか許されない!・雅楽や道囃子・屋台囃子で使われる鳴り物は、古来から伝わる奉納物であるが、管楽器等の舶来楽器は ご法度 とされる地域も多い
拝殿前や舞子さんが持つ 鈴 や拝殿内の 大太鼓 屋台囃子や練り声は、神様を揺り覚まし 神力を高める為に鳴らす
そこに余分な鳴り物は入れてはいけないのだが・・・・・・・


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